台地の上は鶏舎と茶畑と野菜畑。
ある畑に黄色い大きな花の塊ががポツンポツンと咲いています。
野菜の花に違いないけどと思って近づいて見ました。
よく見ると花の横にはブロッコリー。
ブロッコリーの花でした。
キャベツの大きさ位の花。
初めて見ました。
何らかの事情で収穫されずに残っっているブロッコリー畑でした。
アオサギが集合していました。
繁殖期が近づいてきれいになって来ました。
下は婚姻色と呼ばれている色です。
くちばしも足も赤くなりました。
繁殖する場所は海辺よりも山あいの池の周りの木の上が多いように思います。
カップルが出来たらそちらに移動します。
海沿いの林に獣道ができていました。
そこを歩いて奥の方へ進みました。
ムサシアブミがいっぱい出て来ていました。
未だ出始めで新鮮です。
葉が開いたのや開いていないのやら。
下はまだ生まれたての赤ちゃん。赤ちゃんはなんでもかわいい。
獣道も暫くすると歩けないくらいいろいろの植物が出てくることでしょう。
ミヤマガラスが100羽位いました、電線に止まったり畑に下りたり。
コクマルが入っていないかどうか耳を澄ませました。
私にはミャン、ミャン、ミャンと聞こえるコクマルの声。その声が聞こえました。
その方角を双眼鏡で一羽一羽見ていきます。
いました。4羽のコクマルガラスがいました。
下の写真の下の4羽です。小さいです。
成鳥なら白黒パンダで分かりやすい色ですが、全部幼鳥でした。
下はちょっと茶色っぽい個体です。
下は真っ黒。
ミヤマガラスはいっぱい。
ミヤマガラスもコクマルガラスも北に帰る季節です。
今の季節宮崎で見られるのは、宮崎より南で越冬した群れが、帰る途中で寄って休憩中なのかもしれません。
砂浜の流木に腰かけて、ミユビシギ達のエサ取りを眺めていました。
すると南の方から波の上を大きな鳥の集団が飛んできました。
12羽。
嘴が長くて下に反っています。
下は集団の前の方です。
尾の上面が白くありません。ダイシャクシギではなくてホウロクシギのようです。
最初の写真の、集団の真ん中あたりの1羽だけ小さくて、くちばしが上に反っています。
下の写真の左上です。
「下りてくれ」と念じたら近くに下りました。・・・ありがとう!
胸の褐色が強いです。やはりホウロクシギ。
きれいです。
小さくて、嘴が上に反った1羽はオオソリハシシギでしょうか。
オオソリハシ君、何を考えてホウロクシギと一緒に行動しているのでしょうか。
シギチの春の渡りの先駆けの予感。
寒くもなくて気持ちのいい午後のことでした。
大きい池にはまだカモ達がいっぱいいました。
ヒドリガモも多いでしたがその中に1羽色の違うヒドリガモ?
一番右の緑っぽい顔、アメリカヒドリでした。
宮崎では毎年のように見られています。
騒々しくセンダンの木に群がっている鳥。ヒヨドリの声だけではありません。
近づいて見たらまずアカハラが目に入りました。
10羽以上いました。
腹が赤い!
下は白い眉のあるアカハラ?
いや、マミチャジナイでした。
久しぶりに見たマミチャ。5羽位いました。
下の右側はマミチャのメスでしょうか。
その他シロハラ、ツグミも来ました。
一番多かったのはやはりヒヨ。
シロハラも・・・みーんなセンダンの実を競争で食べていました。丸呑みです。
私は近くの大木の根元に座って、何が来るか長いこと見ていました。
昔、集落があったという山道を登りました。道幅が狭くて私の軽自動車がやっと通ります。
右手の垂直な岩に何か石碑みたいなもの。
山の神さまの像か仏様の像か区別さえ分からないくらい、年月が経ってっしまったようです。
昔ここを通る人たちが手を合わせて拝んでおられたことでしょう。
今は通る人は殆どおられません。私が丁寧にお参りしました。
直ぐ近くに岩を滴り落ちる水。
そこに目立たずに花をつけているのはチャルメルソウです。
ツクシチャルメルソウ。
今の季節、ツクシチャルメルソウは山道の水場でよく出会います。